Sunday, August 19, 2012

成功者が出始めた自己/自費出版

本日のSan Jose Mercury誌日曜新聞の生活欄には、自己/自費出版についての話題が紹介されています。Tina Folsomさんは、2010年から30程の出版社に提案しても出版してもらえなかったロマンス小説を自己出版し、今は月に$33,000.00を売り上げていると紹介されています。

販売はAmazon, iTunes, Barnes & Nobleを通じて行い、最小一冊99セントながら450,000コピーを販売して一億円以上の売り上げを達成しているとのことです。Amazonの場合には、原稿が完成すれば販売は翌日から始まり、大まかに仕切り価格は70-75%。プログラマーの旦那さんが書いた小説に、グラフィックデザイナーの奥さんが表などをデザインして趣味を拡張して出版する副業的な取り組みも増えているそうで、同時に本の存在を知ってもらえないために販売数量が伸びないと苦労されている人も多い。まあ、当たり前の話。

オンデマンド印刷とeBookになると出版社が不要。現在は、個人でもISBN(International Standard Book Number)を取得できるので、出版社に依存する必要がない。出版社経由で出せばグラフィックのデザインや校正はやってくれ、初版の印刷数量は保証されるとしても収入は印税で8-10%。

この記事の最後に、将来出版社が無くなる可能性も含め構造が大きく変わることを予想していますが、書店がなくなって本が書店に並ばなくなった現在、出版社の意味自体がなくなっている。ただ、出版社は内容を検証して著作権侵害などの対処をしてくれますが、それが全くないAmazonなどの自己出版はリスクが自己責任になることを考えると、仕切り価格の70-75%は取りすぎのような気がする。

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