Sunday, August 26, 2012

Apple に軍配が上がった背景

本日のSan Jose Mercury紙一面記事として、今回の裁判に関わった陪審員Velvin Hoganさんのインタビューが掲載されています。ビジネス欄ではないところが興味深いですが、男子7名、女子2名の陪審員の中でもVelvin Hoganさんは、Apple製品には興味ないと話され、判断については公平に行われたと応えておられます。

Velvin Hoganさんによると決定的だったのは、 Samsung経営陣で交わされたメールの内容で、当時のSamsung携帯とiPhoneが天と地ほど操作性が異なり、iPhoneの機能を複写することを示唆する表記があったこと。 もう1つが、GoogleからSamsungへ送付されたメッセージに、iPhoneに似すぎていることへの警告が含まれていたこと。 特に後者の警告をSamsungが故意に無視したと解釈されています。

今回、Googleが警告を発していたことが記録に残っているとなると、罰金の額裁定は別にして、有罪判決を覆すことは困難に思えます。ただ、この記事の中ではタブレット製品の著作権違反は問われず、故意に営業を妨害したという不正取引についてのみ言及されているのが興味深いです。

Googleがどれ程作戦を練ったのかは分かりませんが、今回の裁判で得をするのはGoogleかもしれない。自社グループのMotorolaでなくSamsungを出汁に使って、どこまで真似ると引っかかるかを試したような気もします。

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